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キャメロン首相、核戦力維持を強調

イギリスのキャメロン首相は4日付のイギリス紙テレグラフへの寄稿で、「アメリカ全土を射程とする北朝鮮の長距離弾道ミサイルが現実のものとなれば(欧州も射程内となる恐れがあり)、全欧州に影響が及ぶ」と警告し、その上で「(北朝鮮の)核の脅威にイギリスが無防備でいるのはばかげている」と述べ、現有の核戦力を維持していくと強調しました。

イギリスの核戦力は、核弾頭を積んだ潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)のみですが、2028年以降にSLBM搭載の戦略原潜が退役する予定となっており、与野党の一部からは、東西冷戦時代から続く核抑止体制の見直し論が出ています。キャメロン首相の寄稿は見直し論に反論するもので、北朝鮮とイランを挙げて「新たな核武装国が現れる危険性が高まり、脅威は増している」としています。

現実的な選択でしょう。ミサイル防衛システムもまだ完全とは言えませんし、核兵器への対抗手段は同じ核兵器しかありません。日本では未だに、いい年をしながら非武装中立などという幻想論を本気で主張する人間がいますが。

中国が「断固とした反対」を表明

中国外務省は12日、「北朝鮮は国際社会の反対を顧みず、再び核実験を実施した。中国政府は断固とした反対を表明する」との声明を発表しました。「非核化の約束を守り、再び事態を悪化させるような行動を取らないよう強く促す」としています。

中国外務省によると、楊潔(チヤンジエチー)外相は12日、北朝鮮の池在竜(チジェリョン)中国大使を外務省に呼び、核実験について厳重に抗議したそうです。北朝鮮が1月に核実験実施への決意を表明後、中国は北朝鮮を含む各国に何度も慎重な対応を求めてきましが、北朝鮮は受け入れず、中国共産党内部でも怒りの声が上がっていたということです。

中国は北朝鮮建国以来の後ろ盾です。そもそも中国が朝鮮戦争に軍を送り、北朝鮮という国家を誕生させたようなもので、両者は血の同盟と言われるほど。北朝鮮が日本人を拉致しても、アメリカを欺いて核開発を進めても、武力侵攻を受けなかったのは後ろに中国がいるから。北朝鮮と戦争を始めると言うことは、中国と戦争を始めると言うことだからです。
そこまで中国が北朝鮮に肩入れするのも、朝鮮半島が韓国主導(つまりアマメリカ主導)で統一されては困るからですが、それでも最近の北朝鮮の行動は目に余るのでしょう。