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ドイツで銃乱射事件

 ドイツ南部バイエルン州ミュンヘンの商業施設で現地時間の22日午後6時(日本時間23日午前1時)頃、8人が死亡し、多数の負傷者をだす銃の乱射事件がありました。

 地元警察によると、犯人は3人組と見られるそうです。警察当局はこの事件を「重大なテロの事態」として市全域や周辺地域に特殊部隊を含む警官を一斉配備し、犯人の行方を追っています。目撃者によると、犯人と見られる男は「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と口にしていたそうです。

 ドイツでは18日にバイエルン州ビュルツブルク近くの列車内で、アフガニスタン出身と見られる少年が斧を振り回して乗客を襲い、駆けつけた警察官に射殺される事件が起きたばかりです。ISが犯行声明を出していますが、関連はまだわかっていません。

 ミュンヘンでは列車やバスの運行を停止するとともに、ミュンヘン中央駅を封鎖されています。比較的安全とされていたドイツでも、立て続けに凶悪事件が起きるとは、もうヨーロッパに安全な場所は無いのかもしれません。

ボストンテロ被告、無罪主張

4月にアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンで開催されたボストンマラソンを狙った爆弾テロ事件で、武器の不法所持・使用など計30件の罪状で起訴されたジョハル・ツァルナエフ被告(19)が10日、ボストン連邦地裁に出廷し、すべての罪状で無罪を主張しました。事件後、同被告が公の場に姿を見せたのは初めてです。
AP通信などによると、同被告は読み上げられた罪状ごとに「無罪」と答え、罪状認否は約7分間で終了したそうです。

この事件、第117回ボストンマラソンの競技中での現地時間2012年4月15日14時45分頃に発生した爆弾テロ事件です。ボストンマラソンはアメリカ3大市民マラソンに数えられる大会で、国内外から多くのランナーが集まっていましたが、そのレース中、ゴール付近のコプリー広場で2度爆発が発生。3人が死亡、282人が負傷しました。
当局は当局は容疑者を、2002年頃に難民としてアメリカに移民したチェチェン人の兄弟、兄のタメルラン・ツァルナエフ(26)と弟のジョハル・ツァルナエフ(19)と断定。激しい銃撃戦の末兄は射殺され、弟は逮捕されていました。

この日の罪状認否にはテロ事件の負傷者や家族も傍聴しましたが、同被告は傍聴席にいた姉2人にほほ笑みかけ、退廷時に投げキスをするしぐさを見せたとそうです。さすがに無差別テロを起こすだけあって、完全にいかれているようです。

キャメロン首相、核戦力維持を強調

イギリスのキャメロン首相は4日付のイギリス紙テレグラフへの寄稿で、「アメリカ全土を射程とする北朝鮮の長距離弾道ミサイルが現実のものとなれば(欧州も射程内となる恐れがあり)、全欧州に影響が及ぶ」と警告し、その上で「(北朝鮮の)核の脅威にイギリスが無防備でいるのはばかげている」と述べ、現有の核戦力を維持していくと強調しました。

イギリスの核戦力は、核弾頭を積んだ潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)のみですが、2028年以降にSLBM搭載の戦略原潜が退役する予定となっており、与野党の一部からは、東西冷戦時代から続く核抑止体制の見直し論が出ています。キャメロン首相の寄稿は見直し論に反論するもので、北朝鮮とイランを挙げて「新たな核武装国が現れる危険性が高まり、脅威は増している」としています。

現実的な選択でしょう。ミサイル防衛システムもまだ完全とは言えませんし、核兵器への対抗手段は同じ核兵器しかありません。日本では未だに、いい年をしながら非武装中立などという幻想論を本気で主張する人間がいますが。