「オウム病」妊婦で日本初の死亡例

 鳥類から感染する「オウム病」に感染した妊婦が死亡した事が判明しました。国内でオウム病による妊婦の死亡例は初めてとみられます。

 オウム病はオウム病クラミジアの感染によって生ずる人獣共通感染症です。鳥類はオウム病クラミジアの自然宿主で、その排泄物、汚染羽毛、糞便の塵埃を吸入することで感染します。人間が感染すると、発熱や頭痛、咳など風邪やインフルエンザに似た症状が出て、気管支炎や肺炎を発症します。鳥類は感染しても症状が出ないことが多いため、感染に気がつかず、人間に感染する事が多いと言われます。場合によっては重症化して死亡することもあり、厚生労働省によると、毎年数十人ほどの感染報告があるという事です。

 死亡した女性は妊娠24週に発熱のため入院、意識障害などの症状が見られ死亡しました。

 オウム病にはワクチンはありません。予防のためには鳥類との密接な接触を避け、飼育ケージの清掃時にマスクを着用するなど対策をとることが必要です。

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