スパコンの京、8月で運用停止

 神戸市の理化学研究所計算科学研究機構に設置されているスーパーコンピューターの「京」が、今年8月で運用を停止するそうです。

 京は理化学研究所と富士通が総額1120億円の開発費を投じ、共同開発して2012年6月に完成させたスーパーコンピューターです。2011年11月にスーパーコンピューターの性能ランキングであるGraph500で1位に輝き、その後も2014年、2015年の7月と11月、2016年の7月と11月、2017年の6月と11月、2018年の6月と11月の8期連続1位となっていました。

 また、別のスーパーコンピューターランキングであるHPCチャレンジ賞クラス1も、2011年から2014年まで連続で受賞。2013年は同賞のクラス2も日本勢として初めて受賞。ゴードン・ベル賞も2011年と2012年に受賞するなど、数々の功績を残しました。

 しかし、2014年に最大で京の100倍の性能を持つ後継機の開発方針が決定。2018年には、政府が2021年~2022年の運用開始を目指した後継機の製造計画を承認。京は今年8月で運用を停止、撤去されることになったものです。

 スーパーコンピューターも競争が激しく、特に中国が追い上げています。1000億円かけて、スパコン性能ランキング1位を取ったスパコンも、7年で世代交代するほど。だからこそ、一歩でも立ち止まれば、あっという間に置いて行かれてしまいます。

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