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O157、11都県で同じ遺伝子型

 埼玉県と群馬県の総菜店で購入したポテトサラダ等から、腸管出血性大腸菌O157に感染した件で、両県を含めて計11都県の患者から同じ遺伝子型のO157が検出されたそうです。

 厚生労働省によれば、同じ型の菌が感染源を特定出来ないまま広がるのは異例だと言う事です。

 国立感染症研究所の検査で判明したもので、埼玉県と群馬県の他、東京都、神奈川県、千葉県、栃木県、長野県、新潟県、滋賀県、三重県、香川県の計11都県の患者から遺伝子型まで一致した菌が検出されたと言う事です。

 遺伝子型まで一致、と言う事は、感染源が同じと考えるべきでしょう。しかし、問題はその感染源です。食材なのか、それとも人間なのか。総菜店や食品加工会社の調理施設、従業員、食品サンプルからは菌は検出されなかったそうなので、今のところ感染は不明なままです。

 ただ、O157は人間や動物の体内など生息できる場所が多く、特定が難しいとも言われます。例えば、肉についていた菌が調理や流通の過程で他の食材に移る等すれば、特定するのは困難です。

「オウム病」妊婦で日本初の死亡例

 鳥類から感染する「オウム病」に感染した妊婦が死亡した事が判明しました。国内でオウム病による妊婦の死亡例は初めてとみられます。

 オウム病はオウム病クラミジアの感染によって生ずる人獣共通感染症です。鳥類はオウム病クラミジアの自然宿主で、その排泄物、汚染羽毛、糞便の塵埃を吸入することで感染します。人間が感染すると、発熱や頭痛、咳など風邪やインフルエンザに似た症状が出て、気管支炎や肺炎を発症します。鳥類は感染しても症状が出ないことが多いため、感染に気がつかず、人間に感染する事が多いと言われます。場合によっては重症化して死亡することもあり、厚生労働省によると、毎年数十人ほどの感染報告があるという事です。

 死亡した女性は妊娠24週に発熱のため入院、意識障害などの症状が見られ死亡しました。

 オウム病にはワクチンはありません。予防のためには鳥類との密接な接触を避け、飼育ケージの清掃時にマスクを着用するなど対策をとることが必要です。

ドイツで銃乱射事件

 ドイツ南部バイエルン州ミュンヘンの商業施設で現地時間の22日午後6時(日本時間23日午前1時)頃、8人が死亡し、多数の負傷者をだす銃の乱射事件がありました。

 地元警察によると、犯人は3人組と見られるそうです。警察当局はこの事件を「重大なテロの事態」として市全域や周辺地域に特殊部隊を含む警官を一斉配備し、犯人の行方を追っています。目撃者によると、犯人と見られる男は「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と口にしていたそうです。

 ドイツでは18日にバイエルン州ビュルツブルク近くの列車内で、アフガニスタン出身と見られる少年が斧を振り回して乗客を襲い、駆けつけた警察官に射殺される事件が起きたばかりです。ISが犯行声明を出していますが、関連はまだわかっていません。

 ミュンヘンでは列車やバスの運行を停止するとともに、ミュンヘン中央駅を封鎖されています。比較的安全とされていたドイツでも、立て続けに凶悪事件が起きるとは、もうヨーロッパに安全な場所は無いのかもしれません。